薄井坦子『科学的看護論 第3版』について、
わたしが苦労しながら読んだときに作った資料を貼っておきます。
※ダウンロードは下のリンクから。これはただの画像です |
http://dl.dropbox.com/u/10755624/生物体を支える諸過程.graffle.pdf
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なぜお前が看護学などやっているのかと言えば、
学生に教える必要があったという表面的な理由よりも大事なことに、
この本が、学問体系、論理、認識について非常に優れたものを含んでいるからです。
つまり、学問をするにあたって読まなければならない本だからです。
論理的に最も進んだ書籍であれば、ジャンルなどにとらわれず、
しっかりと読みこなしておかねばならないのは、
本質的に万人の礎となろうとする学者にとっては常識ですが、
社会的評価だけを基準にペーパー、ペーパーと言っている研究者には理解しがたいところかもしれません。
ですから、「一流とはどういうものか」というものごとの見る目の高さがなければ、
言い換えれば知識的にしかものごとを見られず論理的に見れなければ、
手当たり次第に新しい論文を乱読するしかなくなります。
古典や価値のある本を1冊熟読することは、凡百の本を数百冊読むことにはるかに勝りますので、本屋さんの店頭に並んでいる雑書の類に道草を食わないようにしてください。
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