Buckets*Garage
備忘録。
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2012/06/29
記事への質問への答え (3):観念的二重化の実践
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前回の記事では、老婦人を看護した知人の実例を挙げて、そこにはどのような認識についての手がかりがあるのかと考えてもらった。 この事例には、いくつもの注目すべき要素があるけれども、わたしたちが今回とくに注意を払わねばならないのは、この看護師は、眼の前に現象している老婦人の訴...
2012/06/28
記事への質問への答え (2):観念的二重化
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前回のお手紙では、真理は一定の範囲内において成り立つ、ということを述べてきました。 逆から言えば、相対的であるところの真理が、どのような範囲でなら通用するのか、という視点を常に持っておかなければ、真理を主張しているつもりが知らず知らずのうちに誤謬に転化してしまう、ということ...
2012/06/27
記事への質問への答え (1):真理は一定の範囲内において成り立つ
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やっとこちらにも顔を見せることができました。 書いた記事についての質問に答えまくっていたら、1週間も経ってしまいました。 Blogだけをお読みになっている読者のみなさんにはやきもきさせてしまってすみません。 やる気のある学生さんたちとの出会いは願ってもないことなのです...
1 件のコメント:
2012/06/20
お詫び
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このところ、記事の途中で更新が滞ってしまっていてすみません。 自身の研究が新しい学問分野についての歴史性の把握であることに加えて、3ヶ月区切りで取り組んでいる新しい表現についての探求のほか、普通は1年かけて取り組む新しい語学を複数並行して取り組むことになったので、空き時間を全...
2012/06/10
技としての弁証法は何を導くか (2)
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(1のつづき) 前回の記事では、「亀は甲羅でその身を守っている、と言われるのはなぜでしょうか。」という質問を出しておき、論理性を異にする答えを4つ挙げておきました。 前回までに触れた2つの答えのうち、ひとつめは姿勢の時点で躓いており、ふたつめの答えは古代ギリシャの哲学者...
1 件のコメント:
2012/06/09
技としての弁証法は何を導くか (1)
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突然ですが、 読者のみなさんに質問です。 亀は甲羅でその身を守っている、と言われるのはなぜでしょうか。 *** これだけ言っても、わけがわからない、さては気でも触れたか、と正気を疑われてしまうかもしれませんね。 では少し言い添えることにして、もう一度聞いてみましょ...
2012/06/07
文学考察: 普請中ー森鴎外
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論者はこのところ、 なかなかに苦労しているようです。 わたしもここ数日、論者のレポートのあまりの不出来にたいして、どう指導したらよいものか(叩きのめすのではなくどう導くのか)と思案しながら、コメントを毎日書きなおす日々であったので、そういう意味では同じく困難な時期だった...
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