iPhone 4を使っていると特に変わったなあと思わせられるのが、カメラ機能。
わたしの前に使っていたiPhone 3Gと比べると、解像度の向上はともかく、
裏面照射CMOSとHDRのおかげで、暗いところに強くなってるわ、
いい加減に撮っても綺麗に補正してくれるわで、ちゃんと、撮るのが楽しい。
というか、暗所では手持ちのデジカメよりも綺麗に撮れて、嬉しいやら悲しいやら。
国産のいわゆるフィーチャーフォン(ガラケー)は、
スペックシートに載せる数値ばかり競っていたせいで、
あんなちっちゃなレンズに異様な画素数のカメラを載せていたりするが、
起動5秒、保存にも3秒ほどもかかってしまう機種が多くて、とても使いものにならない。
その点、Appleはよく心得ていると思う。
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ところが、である。
この四角い本体、どこを持ってカメラを使っていいのかわからない。
シャッターボタンは画面にしか無いので右手は親指を浮かせた形で握らねばならないのだが、左手は左手で、レンズを防がないように本体を支えておかねばならない。
そういうわけで、これを外で使うときに、
本体を落としてしまわないかと怖くてしかたがないのだ。
どうしようかと思っていたけど、じっとしているのも嫌いなので行動開始。
最近革細工ばかりやってないか?と思われているかもしれないが、
実際そのとおりで、睡眠時間が犠牲になっているので、とっても眠い。
今日の朝は、iPhoneのケースが夢に出てきて、夜明け前に起こされた。
学者というのは、わからないことがあるというのは武士の名折れ、
おちおち寝てはおれないものである。
◆◆◆
とりあえず、カメラっぽいグリップを付ければ安定するかなと思い、
いま自作して使っているケースをベースに試行錯誤。
まず画面をくりぬいて… (右が常用しているケース) |
次にレンズ穴あけて、グリップをつける。 あと、落下防止のボタン。 |
そのあと微調整で、こんな感じ。
お〜、ちょっとカメラに近づいた?
勉強机が、すっかり作業台に… |
◆◆◆
画面のくり抜きを2mm余分にとったから、本体色の白が見えているけれど、
これは画面ぴったりだとタッチ操作がやりにくくてしかたなかったから。
まーこれは仕方ないやね。
まあ、けっこういいんじゃないかなあ。
とりあえず、グリップはかなりしやすくなったぞ。
◆◆◆
ボタンと本体が干渉するところにはシールを貼って、
本体が傷つかないようにしたけれど、やっぱり鞄の中なんかで
ボタンで圧力がかかるのが気になるので常用はしないだろう。
残る課題は、
・ケースを2つも持ち歩くのがめんどくさい…
だめじゃん。
でも、とりあえず今日のところは、納得。
◆◆◆
学者として生きるのはとっても楽しい。
だって、毎日あたらしいことがわかるんだもの。
でも、わかることがあるということは、
毎日のようにわからないことが見つかるということでもある。
心安らかにいられる時があるとすれば、
わからなさをわかっていない瞬間だけかもしれない。
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