今の今までなにをやっていたのか、ということについてお話するのは、まだ探究過程にあることがほとんどですからなかなかにうまくお伝えすることが出来ないのですが、ひとつには、学問の道を目指して歩んできたなかで、歴史的な論理性を抽出する方法論がおぼろげながら見えてきたことを、今度は使ってみたい、使う中でより明確なものとしさらに磨いてゆきたい、という理由があったのでした。
そのために、自分自身のことや、身の回りのことについて整理したり新しく始めたりしたことがあまりにも多く、理論・実践の探究の土台となる生活自体を質的に高めてゆくための、いわば回り道を否応無しに必要とさせられてきたものです。
春を迎えた学生のみなさんへのことばをお伝えすることもままならず、またここでの記事を心底、おそらくわたしの実力以上に楽しみにしてくださっている読者のみなさんの期待を考えると、申し訳なさでいっぱいになる日々が続いたのですが、現代において学問をはじめ人類文化を担うと自負する人間の、取り組む対象への本質的な規定をまったく欠いた軽薄さ・危うさ、金になると見るや易きに流れる志の低さ、歴史性を持った人間として生きることを自負する精神性の乏しさ、などなどを見ると、ともかく今始めねば、という思いがいっそう強まっていたのでした。
しかし、ともかく賽は投げられました。
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以前からの読者のみなさんはご承知の通り、このBlogでは、個別知識的な事柄はほとんど出さないようにしていますから、これからもわたしたちの探究について、直接にその成果をお見せするようなことはあまりないことと思いますが、ともあれその根底にあるものについては、いっそうの本質的な進化を遂げてゆこうと祈念し、それが感じられるくらいのものにしてゆきたい、と考えています。
もっとも、気の抜けた記事についても、真剣に気を抜きますので、いつもいつもピリピリするようなことはないので安心されて結構です。これも、いつものとおりですね。
ゴールデンウィークは人並みに休みをとって出かけますが、まずは、読者のみなさんの目を楽しませるようなものから記事にしてゆきます。
理論・実践ととともに試行錯誤の身にて、見苦しいところをお見せすることも出てくると思いますが、よろしくお付き合いのほど。
>よろしくお付き合いのほど。
返信削除こちらこそ~宜しくお願いします♪♪♪