表題のとおりですが、
Blogのレウアウトを手動で変更できるようにしました。
難しいことはわからん、内容がわかればそれでいい、という人は無視してください。
Blog名の下に並んでいるレイアウト形式は左から、以下のようになっています。
・RSS…ニュースサイトを閲覧しやすくする形式。各種ニュースリーダをお使いの方に。
・フルサイズ…Mac&PC、iPadなどのタブレット機器をお使いの方に。
・スマートフォン…iPhoneやAndroidなどのスマートフォンをお使いの方に。
・携帯サイト…旧来型の携帯電話、いわゆるガラケーをお使いの方に。
◆◆◆
なぜにいろいろと表示形式を用意したのかというと、当Blogが使っているBloggerというサービスでは、みなさんの使用している機器の種類を調べて、それにあわせたレイアウトにしてくれるのですが、それがかえって気に入らない場合もあるのではないかなと思ったからです。
わたしは、仕事ではノート型Mac、個人的なことにはiPadを主に使ってWebを見るので、「フルサイズ」形式しか見たことがありませんでした。
しかし最近、MacやPCなんかでWebを見るという人は、めっきり減ってしましました。
スマートフォンやクラウドサービスも花ざかりですから、「Webにつなごう」という意識を働かせる前から、すでに繋がっているのが当たり前なのですね。
この前会った友人が、iPhoneのホーム画面にショートカットのアイコンを登録してくれているのを知って(ありがとうございます)、そういえば、パソコンを持ってない人も多いものなあと改めて思ったのです。
iPhoneからみると、Blogger側が端末に合わせて自動的にスマートフォン向けレイアウトに変えてくれるのですが、その合わせ方がかえって気に入らないという場合はちょっとめんどくさい。
ページを一番下までスクロールしてから「ウェブ バージョンを表示」を選ばねばなりませんから。
そういうわけで、スマートフォンでもフルサイズで表示して、自分の手で拡大しながら読み進めたい、という人は他のレイアウトも試してみてください。
◆◆◆
ところで、わたしがウェブのデザインなんかをやっていたときには、作り手側が「こう見て欲しい!」という表現をいかにそのままに受け取り手に伝えるかを考えていたものです。
ところが今では、発信したものをどう表示するかは、それを受信したクライアントによって決まる、というのがふつうになりました。
たしかに、Webをあらゆるサイズの機器で閲覧できるようになると、相応しいレイアウトもそれに応じて決まってきます。
デスクトップ版のレイアウトを、そのまま縮小してスマートフォンに表示しても、おそらくまともにタップできないようなインターフェイスになってしまいます。
Flashが事実上の死亡宣告を受けたのも、Appleの陰謀というよりも、こういった時代の流れを受けてのことだと、主だった原因を理解すべきなのかもしれませんね。
しかし、こういう変化が訪れるというのは、10年も前にはまったく想像もできなかったことです。それも、作り手の当事者側からすれば、変化に気づくことの出来る可能性はまったく閉ざされていたと言ってもよいと思います。
わたしたちはFlashの盛衰も、Windowsの盛衰も、Appleの盛衰も、どれもまったく予想できなかった。明らかな変化に気づいたのは、それが誰にも引き返すことの大きな流れになってからでした。
ゆく川の流れは絶えずして、とは卓抜な真理の把握だと思うのですが、ゆく川がいったいどこに流れ込んでいるかというのは、流されている本人たちにはどうしても判別のつかない事柄なのですね。
更新を心待ちにしています♪♪♪。
返信削除