2010/10/20

どうでもいい雑記

the icon battery pack for iPhone
これは驚いた…すさまじいアイデア。脱帽です。





・北海道ツアーでいろいろ考えていたうちのひとつ。
技術論の実践というわけで、机の上で考え事をしているだけではなく、しっかり手を動かしている。
技術は認識の適応だと、念仏のように唱えているだけではなんの意味もないからだ。


なんでもよかったのだが、とりあえず、手持ちの愛機Lumix LX3の革ケースを自作中。
オモテ面はわりと見られるが、裏面の液晶とボタン部の切り抜きがとっても難しい。
型紙を何回も作りなおして、手順をしっかりと考えていても、さっぱりうまくいかない。


ものづくりは、この頭の中でのイメージと実際に手を動かしてモノに向き合った時の、
確然とした矛盾がたまらない。
革を注文してあるので、届いたらいよいよ本番である。次も失敗だろうが、それでよい。






わたしが真剣に「勝手に弟子入り」しているのはAki-Asahiさん。
http://aki-asahi.com/sh/index.html

すばらしすぎる。
これが誇りをもった人間の仕事というものだ。
これより数段落ちるこだわりと品質で、数倍の値段をつけているひとたちは、真剣に反省すべし。


しかし人生の先達がいるというのは、そういう意味では大いなる安心感もある。
わたしの本業には、先達というものすらいないもの…
いるのは、ただ歴史上の十指にも満たない大先達だけだ。


それに比べれば、こちらははるかに幸せな世界である。




・さいごは北海道、天馬街道にさしかかるころの道。




やはり、わたしの人生は旅だ。


学問をしているときも、趣味に向き合っている時も、好きな人たちと一緒にいるときも、変わらず旅をしている。
遥かで、深く、温かいからこそ、強烈にひとりだ。
形式を作り、本質を取り出し、同じものを見ていても、そのものを直接伝えることはできない。
個として生きながら、全体としてのみ歴史を生きうるのである。


これ以上の矛盾があるだろうか。
この矛盾がなければ、歩き続ける必要などあるはずもない。


愉しい旅というものは、たしかな認識の、論理的な積み重ねの先にしかないものだ。
しっかり旅をしている人と話せばわかるとおり、旅は人を強く優しく大きくするばかりか、賢くする。

4 件のコメント:

  1. 初めて投稿させていただきます。
    私も旅に出てみたくなりました。

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  2. 最新作と処女作、はじめの頃のジレンマが
    成長させてくれているように、
    勝手に感じてしまいました。

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  3. >学問をしているときも、趣味に向き合っている時も、好きな人たちと一緒にいるときも、変わらず旅をしている。
    >遥かで、深く、温かいからこそ、強烈にひとりだ。

    もう一度初めから~ここを旅します。

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  4. 本日今日より~この旅への再出発です!
    果たして~如何に相成りますでしょうか?

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